_PERSON03MIHO ANSAI

他部署と連携を図りながら、
会社全体の未来を考える。

安齊美帆

経営企画部 企画課 課長補佐
2011年入社/地球環境科学部卒

前職の営業職から転職し、1年目に総務部、2年目にビル営業部に配属。10年目の現在は、会社全体の方向性を指し示すべく、経営計画に携わる。
※内容は2020年取材当時のものです。

1年目は総務。
バックオフィスの重要性を知る。

前職の製造メーカーには新卒で入社し、6年間ノベルティの企画営業の仕事をしていました。当社に興味を持ったきっかけは、お客様と一緒に作っていくという仕事のプロセスに共通点があったこと。また不動産業界という未知の分野で、新たに挑戦してみたいと思ったからです。実際に入社して実感したのは、福利厚生などの充実度。ここなら、長く勤められそうだと感じました。ちなみに、入社後の最初の配属は総務部。役員秘書や人事課の給与補助、社内規程管理など様々な業務を担当しました。当時は周囲に追いつくことに必死でしたが、今思うと役員の仕事を間近で見ながら仕事ができたことはかけがえのない経験でした。また給与補助業務では労務や賃金に関わる一連の制度を知り、社内規程管理業務では会社を支えるルールの存在を知ることができました。1年目から幅広く会社の仕組みを勉強できたことは、その後担当する業務の基盤となりましたね。2年目にはビル営業部に異動。多数のビルの管理を行う部署だからこそ会社がどのように収益を上げているのか勉強になりましたし、契約の知識やビジネスとしての交渉スキルを身につけることもできました。

10年目。今、会社に何が必要か。
常に考える。

現在は経営企画部に所属し、経営計画の策定や計画の進捗管理、予算管理など、会社全体の方向性に関わる業務を担当しています。会社をより良くするための課題を見出し、ネックになる部分を見つけて解決していくのが経営企画部の使命。特に印象に残っている仕事は、初めて担当した事業計画の策定です。具体的には、来年度一年間に会社全体で達成すべき目標を立てるため、まずは現状の中期目標がどこまで進んでいるのか、各部に進捗確認を行いました。その上で、今後どのような見通しで対応するのか、各部にヒアリングを実施。会社全体の目標とずれがないかどうかを確認し、追加して考えるべきことの提案まで行いました。心がけたのは、あくまで各部と同じ目線でいること。経営企画部は会社の方向性を各部に伝える役割を担いますが、同時に情報収集をはじめ、他部署との連携が日常的に求められる部署。指示だけをする立場にならないよう、意思疎通をしっかりと取りながら、各部の方向性を一緒に考えるという姿勢で臨みました。そう思えるようになったのも、1年目、2年目に他部署の立場を経験したからこそ。複数の視点を持って仕事をすることができるのは、ジョブローテーションがある当社ならではの魅力だと思います。

幅広い業務を経験し、
多様な考えを理解できるようになった。

これまで様々な業務を経験してきましたが、経営企画部では特に、業務を進めるなかで各部の取組みを深く理解することができ、さらに会社の状況を把握することができました。具体的には、これまで会社全体として不動産の運営管理業務に取り組んできましたが、ここ数年、土地を新しく開発したり物件をリニューアルしたりすることで、当社の領域を積極的に広げていく動きが活発になってきているように感じています。今後は社員にとっても、これまでやってこなかったことに挑戦する機会が増えてくると思います。だからこそ、変わっていくことに楽しさを見出せる人、新しいことに挑戦したい人と一緒に働けたら嬉しいですね。東京メトロ都市開発の魅力は、幅広く不動産業に携われることだと思います。また東京は、世の中のトレンドにいち早くふれられる場所。テナントのトレンドやニーズを読み取り、先手を打っていってほしいですね。私自身は今後も経営企画部として、成長し信頼できる会社作りに引き続き邁進していきたいです。またこれまで得られた様々な視点を後輩に伝え、若手の育成に取り組むと共に、若手が活躍しやすい職場環境づくりに取り組んでいきたいと考えています。

_ある日のスケジュール

  • 出社。メール対応後、今日のスケジュールを確認。
  • 来年の行動計画に関する部内の打合せ。
  • 資料作成。翌日の打ち合わせ用に準備を進める。
  • 昼食・休憩。同僚と会話しながら、リフレッシュスペースでお弁当を食べる。
  • 部内定例ミーティング。進捗確認と情報共有を行う。
  • 月次決算分析のため部内で打合せ。
  • 会議資料の作成、他部署のヒアリング。
  • 退社。帰宅途中に舞台を観に行くことも。